
オーストラリアの電池メーカー、レッドフローは17日、タイに工場を設置すると発表した。アジアなどで需要が伸びており、メキシコから生産拠点を移転する。
同社はオーストラリア証券取引所に上場している電力貯蔵用の亜鉛臭素電池メーカー。発電、通信、製造業などで使われる業務用の「ZBM2」ブランドの電池や、住宅向けに家庭用の「Zセル」ブランドの小型電池を生産している。
米国と国境を接するメキシコ北部のシウダー・フアレスに工場を設置しているが、アジアやオセアニアなどで需要が伸びているため、有望市場に近い場所に工場を移転し、コスト削減などを図る。
すでにタイで現地法人レッドフロー(タイランド)を設立。保税地域での工場設置を計画し、建物を借りるための交渉を進めている。1年3カ月以内の本格稼動を見込んでいる。タイの立地のほか、製造業の集積や物流インフラ、労働コスト、税制優遇措置などを高く評価して進出を決めた。
ハケット最高経営責任者(CEO)は「提携先の(マレーシアの部品メーカーの)MPTSと協力し、着実に計画を進めている」と述べた。
(2017年8月21日 6:26)