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独製薬・化学大手バイエル系の高機能素材メーカー、コベストロは、タイの工場にポリカーボネートフィルムの新たな生産設備を導入し、稼働を開始した。
1億ユーロ(約37億バーツ)以上を投じ、プラスチックフィルムの世界生産を増強する計画の一環。アジア太平洋地域の需要増に対応するため、タイで増産する。
現地法人のコベストロ(タイランド)が東部ラヨン県のマプタプット工業団地内の工場で、ポリカーボネートとフィルムの年産能力を3割増の43万トンに引き上げた。自動車や携帯端末、医療機器の部品、各種カードなど幅広い用途で使われるポリカーボネートフィルムを増産する。
同社は2007年から同工業団地内の工場で機能性フィルムを生産している。工場の従業員は約670人。
コベストロはタイのほか、中国・広州と米サウスディアフィールドでフィルムの生産体制を増強した。ドイツ・ドルマーゲンでは新工場を建設しており、年内に完成する予定。
(2020年10月14日 8:38)