| 経済 | 自動車・バイク | 電気・電子・IT | 金属・その他製造 | 農水・食品・医薬 | 流通・サービス |
| 金融・証券 | 運輸・インフラ | 建設・不動産 | 政治 | 社会・労働 |
上下両院合同の臨時国会は27日、2日間の日程を終えて閉会した。学生を中心とする反政府デモの激化を受けて召集され、与野党が対応を議論。和解委員会の設置が検討されることになった。
28日付各紙によると、最終日も野党がプラユット首相の辞任を強く求め、首相は拒否した。最大野党・タイ貢献党のウィサーン議員が、警察によるデモ隊の強制排除に抗議すると宣言し、ナイフで自身の腕を切りつけ、病院に運ばれるというハプニングも起きた。9針を縫ったが、命に別状はなかった。
臨時国会でデモ隊の要求に応じる結果は出なかったが、チュアン下院議長は、和解委員会の設置を検討すると明らかにした。連立与党・民主党のチュリン党首(副首相兼商務相)が、デモ隊の代表を含む委員会設置を提案し、特に反対意見は出ていなかった。
デモ隊が要求している主要3項目のうち、首相辞任は拒否された。軍政下で制定された現憲法の改正については、首相が支持を表明するなど、これまでの国会での改正に向けた取り組みが加速する見通しとなった。王室改革については議論の対象外とされた。
デモ隊は今月14日からほぼ連日、大規模集会を開いていたが、この日は見合わせた。デモ隊に反発する王室支持者の集会がバンコク都心などで開かれた。
(2020年10月28日 9:15)