タイ証券取引所(SET)のケサラ所長は7日、東南アジア諸国連合(ASEAN)の証券取引所の統合システム「ASEANトレーディング・リンク」の運用を来月に打ち切ると明らかにした。システム自体が廃止される見通し。
8日付バンコクポストによると、ASEAN各国の証券会社が各国の取引所の売買に参加できるように2012年から導入していたが、複雑な手続きやコスト負担などで敬遠され、多くの証券会社が提携先などを通じた独自ルートで取引しているのが理由と説明した。
同システムを導入した6カ国の7つの取引所のうち、シンガポール取引所(SGX)とブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)は今月中に運用を停止する。SETと合わせると、全体の時価総額の約3分の2を占める。
(2017年9月11日 6:52)