
工作機械メーカーのシチズンマシナリー(本社・長野県御代田町)は8日、中部アユタヤ県で新工場棟を建設すると発表した。日本と海外の好調な需要に対応し、東南アジアで生産能力を増強する。
現地法人シチズンマシナリーアジアが新棟を建設し、自動旋盤カバーの板金塗装に活用する。投資額は約3億円。床面積は1,925平方メートル。塗装能力を月間50台から3倍の150台に引き上げる。9月に着工し、来年7月の稼働開始を目指す。安定した生産を確実にするため、塗装工程の内製化を進める。工場全体の加工、組み立て工程などの配置も修正する。
同社は2001年に設立され、海外初の工場を設置。「シンコム」ブランドの自動旋盤を生産する海外の主力工場となっている。受注が好調となり、高水準の生産が続いているという。
また、シチズンマシナリーはベトナムの工場も拡張する。投資額は約1億5,000万円。来年8月から稼働させ、自動旋盤の土台部分に使用する鋳物の生産能力を月間350トンから450トンに引き上げる。
(2017年9月11日 6:54)