鉛鉱採掘会社リード・コンセントレーツ(タイランド)の環境汚染で健康被害を受けたとして、西部カンチャナブリ県の住民が損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁判所は11日、同社に3,605万バーツの賠償を命じる判決を言い渡した。
12日付各紙によると、同社がクリティー川に鉛を流出し、被害を与えたとする住民の訴えを認めた控訴審判決を支持。原告151人に対する賠償とともに、河川の浄化も命じた。
クリティー川の鉛汚染は1998年に明るみとなり、住民は2007年に損害賠償を求めて提訴。10年の1審判決、12年の控訴審判決で勝訴していた。住民や家畜が死亡する事態を受け、政府は1998年に同社の選鉱工場を閉鎖させた。
(2017年9月13日 6:39)