不動産仲介大手の米系CBリチャード・エリス(CBRE)(タイランド)の調査によると、第2四半期の工業団地の用地販売面積は昨年同期比80%減の17万9,200平方メートルだった。
前期比でも80%減少し、上半期の販売面積は106万800平方メートルとなった。第2四半期に新規供給はほとんどなく、総供給面積は2億4,320万平方メートルで変わらなかった。
同社は景気の回復傾向や暫定政府の東部経済回廊(EEC)計画の推進にもかかわらず、工業用地の需要はここ数年で最低の水準にあると指摘した。EEC計画の詳細が判明していないことが需要低迷の大きな原因とみており、年内にはEEC計画の詳細が公表され、需要と供給が増加すると予想した。
一方、第2四半期に賃貸工場の需要は増加し、入居率は70.0%に0.4ポイント上昇。総供給面積は前期並みの240万平方メートルだった。物流団地の入居率も79.4%に0.4ポイント上昇した。
また、バンコク都内のオフィスビルも需要が根強い一方、新規供給が少なく、入居率が92.5%に0.5ポイント上昇、過去20年で最高となった。高級物件は92.8%に1.1ポイント上昇した。
(2017年9月26日 6:41)