インラック前首相がコメ担保融資制度をめぐり職務怠慢などの罪に問われた裁判で、最高裁判所は27日、被告不在のまま禁錮5年の実刑判決を言い渡した。
当初は先月25日に判決を予定していたが、前首相が出廷しなかったため延期していた。前首相は海外に逃亡したとみられ、最高裁が逮捕状を発行している。逃亡先は明らかにされていないが、軍政は把握しているとしている。
28日付各紙によると、最高裁は前首相が巨額の損失や不正が発生することを知りながら、実質的な高値買い取りとなる同制度を推進していたと認定した。前首相は農家支援に有効な政策だったとし、無罪を主張していた。
軍政は同制度を廃止するとともに、財務省を通じて前首相に357億バーツの賠償を命じている。2年間の買い取りによる損失約1,780億バーツの20%を賠償させる。
(2017年9月28日 7:02)