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食品メーカーのケンミン食品(本社・神戸市中央区)は25日、タイでビーフン専用工場を稼働させたと発表した。投資額は3億4,000万バーツ。日本と海外での販売拡大に向け、生産体制を強化した。
現地法人のケンミン・フーズ(タイランド)が東部チョンブリ県シラチャーにある第1、第2工場の隣接地を取得し、第3工場として建設した。敷地面積は1万5,542平方メートル、延べ床面積は8,542平方メートル。「ケンミン焼ビーフン」を生産し、年産能力は既存工場の約2倍の1,560トン(2,400万食)とした。将来のタイの労働者不足に備え、軽量と成形、乾燥、箱詰めの工程を自動化した。
ケンミン食品はタイにビーフン生産を移管し、1989年から日本向けに生産してきた。今年1月にタイからの輸出と海外販売も開始。米国と香港、台湾、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイに投入した。2030年に年間販売量を2,400万食に倍増する目標を掲げている。新型コロナウイルスが影響し、日本では需要が高まっているという。
ケンミン・フーズ(タイランド)は87年設立。従業員は第1、第2工場が計500人、新工場が40人。サハ・グループ工業団地シラチャー内に工場を構え、ビーフンや春雨、ライスパスタなどを生産している。
(2020年12月28日 9:25)