
バンコク都内で営まれているプミポン前国王の葬儀で26日、中心的儀式となる遺体の火葬式が行われた。会場は喪服の参列者で埋め尽くされ、国内は追悼ムード一色となった。
葬儀2日目のこの日は、王宮から前国王のひつぎが山車のような巨大な黄金色の車に乗せられ、王宮前広場に建設された高さ約50メートルの火葬場に運ばれた。黄金色の火葬場で各国の来賓らが献花した後、深夜に遺体は火葬された。
会場には10万人を超える一般参列者が詰め掛け、各国の来賓として王族・皇族や国家元首らも参列。会場周辺の道路も喪服姿の国民で埋まった。
この日は臨時の公休日となり、全国各地に設けられた追悼施設でも献花などの儀式が行われた。娯楽施設は休業し、ショッピングセンターやコンビニエンスストアなども営業時間を短縮。静かな追悼ムードに包まれた。
葬儀は29日まで王宮と周辺で行われ、納骨の儀式後に終了、完全に服喪期間が明ける。
前国王は昨年10月13日に88歳で死去。在位期間は70年、現役の君主では世界最長だった。12月1日にワチラロンコン新国王が即位しており、年内に戴冠式が行われる見通し。
(2017年10月27日 8:24)