カシコン銀行のバントゥン会長兼最高経営責任者(CEO)はこのほど、暫定政府が開始した補助金による低所得者支援策について、「長期的に実施すべきではない」と述べ、効果に疑問を示した。
軍政が主導する政策について、大手企業トップが批判的な見解を示すのはまれ。
タイ公共放送サービス(TPBS)によると、問題視したのは暫定政府が10月1日から導入している低所得者支援策。専用の集積回路(IC)カードを通じ、買い物などに利用できる補助金の支給を開始した。
同会長兼CEOは、短期的な支援策なら問題ないが、長期的に実施しても所得格差の是正にはつながらないとの見方を示し、「こんな方法に永遠に頼るわけにはいかない。より良い解決策が必要だ」と述べた。
(2017年12月4日 6:38)