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素材最大手サイアム・セメントは10日、ブラジルの石油化学大手ブラスケムと植物由来のバイオポリエチレンの国内生産に向けて提携したと発表した。
子会社のSCGケミカルズがブラスケムと覚書を交わした。両社がバイオポリエチレン生産の事業化調査に着手する。調査結果を踏まえ、東部ラヨン県マプタプットに工場を設置する方針。
ブラスケムはサトウキビを原料とするバイオポリエチレンを手掛けている。タイに生産拠点を設置することで世界的な販売拡大を図りたい考え。
バイオポリエチレンは植物由来のバイオエタノールを脱水したバイオエチレンを原料に生産する。ポリ袋やフィルム類、プラスチック容器などに使われ、環境に優しい素材として世界的に需要が増加している。
両社はアジア向けの生産を目指している。ブラスケムの技術やノウハウと、SCGケミカルズのアジアでの販売力やポリエチレンの生産能力を活用する。
(2021年9月13日 8:49)