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タイ中央銀行が9月30日発表した経済指標(速報値)によると、8月は新型コロナウイルス感染再拡大の影響が広がり、工業生産がマイナスに転じるなど、国内経済の減速が続いた。
工業生産指数(MPI)の伸び率はマイナス4.1%となり、前月の3.9%からマイナスに転じた。マイナスは6カ月ぶり。自動車や家電、石油製品、食品など幅広い業種で生産が減少した。設備稼働率は57.4%に前月比で1.5ポイント低下した。
民間投資指数(PII)の伸び率は昨年同月比で9.6%。前月の13.6%から低下した。
民間消費指数(PCI)の伸び率はマイナス9.2%となり、前月のマイナス6.8%から落ち込みが拡大した。政府による感染防止対策の規制強化が響いた。
輸出額は8.2%増加した。伸び率は前月の21.7%から低下したが、貿易収支は黒字を維持した。外国人旅行者数は入国規制で1万5,100人にとどまった。経常収支は赤字が続いた。
(2021年10月1日 9:19)