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保健省は20日、新型コロナウイルスの新たな変異株のオミクロン株の感染者がこれまでに国内で63人確認されたと発表した。アヌティン副首相兼保健相は、入国者の隔離免除の停止を検討すると明らかにした。
国内で確認されたオミクロン株の感染者は、ほとんどが海外で感染し、入国直後に判明した。国内感染はタイ人女性(49)が唯一のケース。ナイジェリアから帰国した航空機パイロットの夫(62)から感染したとみられている。
強力な感染力を持つオミクロン株は世界的に感染が拡大しており、国内でも6日に1例目が発表された後、感染確認が増加傾向にある。新バンコク国際空港(スワンナプーム空港)に到着した入国者が大部分を占めている。
同相は、入国時の対策を強化する必要があるとし、政府の新型コロナウイルス対策本部に隔離免除の停止を提案すると明らかにした。また、年末年始のイベントの規制強化も必要となる可能性があるとの見方を示した。
政府は観光回復を狙い、先月1日からワクチン接種を条件に63カ国・地域からの入国者の隔離を免除するなど入国規制を緩和。外国人旅行者数の回復が進みつつあるが、隔離免除を停止すれば再び激減すると予想される。
(2021年12月21日 9:13)