軸受け大手の大同メタル工業は10日、タイで新たな子会社を設立すると発表した。自動車の電動化が進展するとみて、電気自動車(EV)など電動車両の部品の生産拠点とする。
中部サムットプラカーン県で新会社の「DMキャスティング・テクノロジー(タイランド)」を今月中に設立する。資本金は2億バーツ。大同メタル工業が99.9%出資する。工場を建設し、2020年2月の稼働開始を目指す。
大同メタル工業は自動車の電動化に対応するため、電動車両部品に力を入れており、タイの新工場ではアルミニウム製のダイカスト鋳造部品を生産する。
新会社の役割について、「電動化自動車向けのアルミダイカスト製品の受注拡大を推進させ、先駆者としての地位を確立させる」としている。
タイの現地法人は4社目となる。タイでは1973年設立の子会社ダイナメタルが主に自動車用の軸受けを生産してきた。
昨年1月には買収により、自動車用のアルミ鋳造部品を生産するATAキャスティングテクノロジーを孫会社とし、アルミ鋳造用金型を生産するシッポウ・アサヒ・モールズ(タイランド)を関連会社とした。
(2018年1月11日 6:39)