
マツダは19日、東部チョンブリ県でエンジン工場の一部となる部品工場を開所したと発表した。エンジンの生産ラインも増強し、生産能力を3倍に引き上げる。総投資額は221億円。タイで一貫生産体制を強化する。
現地法人のマツダ・パワートレイン・マニュファクチャリング(タイランド)(MPMT)が、エンジン工場に部品工場を併設し、金属部品の機械加工を開始した。エンジンの年産能力も3万台から10万台に引き上げる。
これまではタイで生産される小型乗用車「マツダ2(日本名・デミオ)」のエンジンを生産してきた。さらに種類を増やし、マレーシアとベトナムの車両生産拠点にも供給する計画。排気量2000ccのガソリンエンジンの供給から開始する。
MPMTは2015年1月にトランスミッション(変速機)工場を、同10月に隣接地でエンジン工場を開所。さらにエンジン部品工場も併設した。
マツダの小飼雅道社長兼最高経営責任者(CEO)は19日、エンジン部品工場の開所式に出席し、「MPMTはタイで一貫したクルマづくりを実現するために欠かせない生産拠点」と述べ、タイで生産を拡大する方針を示した。
(2018年1月22日 6:31)