ホテルチェーン経営大手のデュシタニは2日、食品メーカーのNRインスタント・プロデュースに資本参加すると発表した。
ホテルの関連分野で事業多角化を図る狙い。自社ブランド「デュシット」での食品事業の展開を目指している。
NRの新株と既存株を約6億6,000万バーツで取得する予定。出資比率は25.9%となる。今月中に手続きを完了させる。
NRは1991年設立で資本金約9億8,100万バーツ。中部サムットサコン県に本社工場があり、カレーやスープ、調味料、飲料などを生産。国内販売のほか、欧米などに輸出している。昨年の売上高は約10億4,800万バーツ、純利益は1億8,300万バーツ。
デュシタニは傘下の飲食店や料理学校などを通じて食品製造に携わっており、NRとの協力により、「デュシット」ブランドの食品を開発し、高級製品として国内外で販売できると期待している。
スパジー最高経営責任者(CEO)は「当社にとって食品事業には大きな可能性がある」と述べた。
デュシタニは国内外でホテル27軒を展開。昨年の売上高は前年比3%増の55億7,000万バーツ、純利益は同134%増の2億6,700万バーツだった。
(2018年3月5日 5:45)