
エネルギー省は16日、植物由来の軽油代替燃料を10%混合した軽油「B10」の導入に向け、タイ国鉄(SRT)と国営石油PTTが試験事業を開始したと発表した。
国鉄が中部のメークロン線で「B10」を使って運行する。PTTが「B10」を供給し、両社が燃費効率やエンジンに与える影響などを調査する。7月まで実施し、同省に結果を報告する。
同省は現在の混合率7%の「B7」からの切り替えを検討するため、両社に試験事業を要請した。
メークロン線はサムットサコン県のバーンレム駅とサムットソンクラム県のメークロン駅を結ぶ33.6キロ。この日はパイリン副運輸相が「B10」を使った列車に試乗。「B10」の投入により、軽油代替燃料の原料となるパーム油の使用が増え、農家の支援につながると説明した。
同省は自動車用の「B10」の利用も検討している。自動車メーカーとも協議し、年内に結論を出す方針。
同省は再生可能エネルギー利用促進の一環として、植物由来の軽油代替燃料の混合率を徐々に引き上げてきた。混合率20%の「B20」の導入も視野に入れている。
(2018年3月19日 8:38)