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エネルギー規制委員会(ERC)は12月29日、1~4月の電気料金の引き上げ幅を縮小すると発表した。経済的影響を緩和するため、電気料金に含まれる燃料調節税(FT)の引き上げを見直した。
4カ月ごとに電気料金を見直しており、1~4月は一般家庭用を据え置く一方、これ以外を引き上げることを12月15日に決定。平均的な上げ幅が21%と大きく、急激な上昇を抑えるよう財界団体などが要望していた。
今回の見直しで上げ幅を13%に縮小した。タイ発電公団(EGAT)が価格抑制のための借入金の返済を遅らせることを決めたほか、天然ガス調達コストの算出に使う為替レートの見直しなどで可能となった。
電気料金はFTと基本料金の合計額。9~12月のFTは1ユニット(キロワット時)当たり0.9343バーツ、平均的な電気料金は同4.72バーツだった。
一般家庭用を除き、1~4月はFTを1.9044バーツに引き上げる予定だったが、1.5492バーツの引き上げに変更した。これにより、平均的な電気料金は5.69バーツ、21%の上昇となる予定だったが、5.33バーツ、13%の上昇にとどまる。
発電燃料の価格上昇により、電気料金は3期連続で引き上げられ、9~12月は過去最高を更新した。一般家庭の経済的負担を緩和する必要があるとみて、1~4月は引き上げの対象外としている。
(2023年1月4日 8:43)