ソンティラット商務相はこのほど、キャッサバの価格が1キロ当たり3.10~3.20バーツとなり、過去10年で最高に達していると明らかにした。
7日付プーチャッカーンによると、昨年同期の同1.63バーツから2倍近くまで上昇し、2008年に記録した3.0バーツを上回った。中でも東北部ナコンラチャシマ県では3.30~3.40バーツまで上昇しているという。
同相は、輸出量の増加が値上がりの要因になっていると分析した。中国向けが継続して好調なほか、商務省が開拓しているニュージーランドやトルコなど新興市場向けの出荷も増えた。ニュージーランドでは家畜用飼料の原料としての需要が見込めるという。
タピオカチップの輸出価格は1トン当たり245米ドル、タピオカでんぷんは同531米ドル。近隣諸国からの低品質なキャッサバの輸入を同省が監視・防止していることも価格上昇の背景にあると指摘した。
一方、キャッサバ価格の上昇を受けて農家が栽培面積を拡大すれば、来年のキャッサバ生産量が急増し、値崩れにつながるとの懸念も示した。
(2018年5月8日 6:18)