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国際協力銀行(JBIC)が14日発表した日本の製造業の海外事業調査によると、中期的(今後3年程度)に有望な事業展開先として、タイは6位だった。前年より順位を1ランク下げた。
有望と考える事業展開先を5カ国まで回答してもらったところ、タイは85社で得票率21.5%だった。
JBICはタイについて、「海外生産拠点としての重要性を維持するも、足元では人材確保が課題」と分析した。有望理由としては、「現地マーケットの今後の成長性」「現地マーケットの現状規模」を評価している企業が多かった。「組み立てメーカーへの供給拠点」の評価も上昇した。
一方、「労働コストの上昇」「管理職人材の確保が困難」「技術系人材の確保が困難」の回答が増えた。
1位はインドで2年連続の首位となった。回答数は192社で得票率48.6%。2位はベトナムで119社、30.1%。3位以下は、中国(112社、28.4%)、米国(107社、27.1%)、インドネシア(97社、24.6%)など。
東南アジアではこのほか、フィリピンが8位、マレーシアが9位、カンボジアが19位、ミャンマーが19位など。
産業別では、タイは「自動車」「電機・電子」「化学」で5位、「一般機械」で6位だった。インドはすべての産業で1位だった。
今後10年程度の長期的な有望国としては、タイは57社、得票率21.5%で6位だった。前回と順位は変わらず。1~5位はインド、ベトナム、米国、中国、インドネシアの順だった。
(2023年12月15日 21:38)