東京海上ホールディングスは19日、オーストラリアの保険大手インシュアランス・オーストラリア・グループ(IAG)からタイとインドネシアの損害保険の現地法人を買収すると発表した。
買収額は計5億2,500万オーストラリアドル(約426億円)。タイ法人はセーフティー・インシュアランス、インドネシア法人はアスランシ・パロラマス。両国で当局から認可され次第、IAGの全保有株を取得する。M&A(企業の合併・買収)により、今後の成長が見込まれる新興国で事業を拡大する計画の一環となる。
タイ法人のセーフティー・インシュアランスは1941年設立。IAGの出資比率は98.6%。昨年の保険料収入は約311億円、シェア約4%で業界8位。税引き後利益は約5億円。自動車保険を主力とし、全国67カ所に本店・支店がある。昨年末の従業員数は1,281人。
東京海上ホールディングスは現地法人のタイ国東京海上火災保険もあり、両社を合わせると、シェア約8%で業界3位、外資系では1位となる。自動車保険ではシェア約9%で業界2位となる。
タイ国東京海上火災保険は1946年設立。昨年の保険料収入は約272億円、シェア約4%で業界10位。税引き後利益は約22億円。自動車保険を主力としている。3月末の従業員数は777人。
(2018年6月20日 6:25)