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タイ中央銀行が7月31日発表した経済指標(速報値)によると、6月の工業生産指数(MPI)の伸び率は前年同月比でマイナス1.7%となり、2カ月連続でマイナスだった。
国内経済全体について中銀は、前月に比べて経済活動が減速したと分析した。外国人旅行者の減少が響き、観光収入が伸び悩んだ。また、収穫期の終了に伴い農産物の輸出が減少し、電気製品の輸出も不振だった。
主要工業製品のMPIの伸び率は、自動車がマイナス18.0%となり、前月から落ち込み幅が拡大した。このうち乗用車はマイナス9.4%、商用車はマイナス24.6%だった。エンジンもマイナス16.8%と2桁の縮小。集積回路(IC)・半導体はマイナス20.1%だった。
一方、石油製品は前月のマイナス2.8%から3.6%のプラスに転じた。食品も7.6%のプラスを維持した。
設備稼働率は58.6%に前月比で0.1ポイント上昇した。民間投資指数(PII)の伸び率は1.3%。前月のマイナス3.6%から改善した。民間消費指数(PCI)の伸び率は0.8%から1.5%に拡大した。
輸出額は0.3%増加し、3カ月連続でプラス。貿易収支は5カ月連続で黒字をだった。外国人旅行者数は22.3%増の274万400人に上った。
(2024年8月1日 20:04)