暫定政府は7月31日、タイ国鉄(SRT)の北部の新路線建設計画を閣議決定した。プレー県デンチャイとチェンライ県チェンコンを結び、北部の路線を拡充する。
首相府広報局などによると、北部線のデンチャイ駅から分岐する支線となり、全長323キロ。事業費は853億4,500万バーツ。26駅が設置され、主要トンネル4本も建設される。国鉄は来年の着工、2022年の開業を計画している。
年内に建設工事の入札を実施する。デンチャイ~ガオ、ガオ~チェンライ、チェンライ~チェンコンの3区間に分けて発注する。
事業費の内訳は、3区間の建設工事がそれぞれ267億400万バーツ、287億3,500万バーツ、174億8,200万バーツ。土地収用費が106億6,000万バーツ。事業管理などコンサルタント費が17億6,400万バーツ。
国鉄は東北部でも新路線建設を計画している。コンケン県バンパイとナコンパノム県を結ぶ355キロ。東北部線のバンパイ駅から分岐する支線となる。
いずれの新路線もラオス国境付近まで整備する形となり、旅客のほか、貨物の輸送需要も見込んでいる。チェンコンには国境のメコン川沿いに河川港がある。
(2018年8月1日 6:35)