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トランプ米大統領は2日、タイを含む貿易相手国に相互関税を課すと発表した。東南アジア諸国は税率が高く、タイは36%。輸出と国内経済への影響に懸念が広がっている。
相互関税は2段階に分けて導入され、5日から全輸入品に一律10%の関税を課した後、9日から各国の関税や非関税障壁を考慮した税率を追加する。タイは合計で36%となる。これが既存の関税に上乗せされる。
公共放送のタイPBSなどによると、全体的に予想を上回る税率となった。東南アジア諸国は特に高く、カンボジアが49%、ラオスが48%、ベトナムが46%、ミャンマーが44%、マレーシアが24%、フィリピンが17%、シンガポールが10%。
東アジアでは、中国が34%、台湾が32%、韓国が25%、日本が24%。欧州ではスイスが31%、欧州連合(EU)が20%、英国が10%など。
タイ政府は米国に関税引き下げを求める方針。ペートンターン首相は「相互利益のため米国と交渉する」と述べた。
経済界からは懸念の声が相次ぎ、タイ米輸出業協会(TREA)のチューキアット名誉会長は「(税率が)予測よりはるかに高い。特に香り米(ジャスミン米)の輸出に影響する」と予測した。
相互関税の発表後、経済的影響への懸念から世界的に株価が下落。タイ証券取引所(SET)の総合株価指数、SET指数も前日比0.93%安の1161.81で引け、3日ぶりに下落した。
(2025年4月4日 5:01)