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東京センチュリーは3日、素材最大手サイアム・セメント傘下で再生可能エネルギー事業を手掛けるSCGクリーナジーと協力し、タイで太陽光発電とヒートバッテリー(熱電池)を使った新事業を開始すると発表した。
SCGクリーナジーが国内の包装工場に太陽光発電システムとヒートバッテリー設備を導入する。太陽光発電による電力を高温の熱に変換してヒートバッテリーに蓄え、貯蔵された熱を使って蒸気を生成、工場に供給・販売する。米ロンド・エナジーによる耐火れんがを使った電熱エネルギー貯蔵技術を活用する。化石燃料由来のエネルギーを使用するボイラーから切り替えることで、温室効果ガス排出量の削減に貢献できる。
ボイラーを使わずに電気を熱に変換し、蓄熱後に生成した熱エネルギーを販売する事業はタイで初となる。コスト面にも優れ、タイなどアジア諸国での普及に期待している。
日本とタイの2国間クレジット制度(JCM)の適用を想定し、日本の環境省の補助事業に採択されている。東京センチュリーが代表事業者を務めるJCMの設備補助事業の採択は東南アジア5カ国の計16件となった。
(2025年7月4日 6:34)