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米政府は7月31日(タイ時間8月1日)、タイを含む69カ国・地域に適用する相互関税の新税率を発表した。タイは19%とされ、輸出で競合する近隣諸国と同程度だった。
新税率は国・地域ごとに10~41%に設定され、8月7日から適用される。東南アジア諸国の新税率は、シンガポールが10%、タイとマレーシア、インドネシア、フィリピン、カンボジアが19%、ベトナムが20%、ブルネイが25%、ミャンマーとラオスが40%。
相互関税は2段階に分けて導入され、今年4月5日から全輸入品に一律10%の関税が課された後、各国・地域ごとの税率が追加される。4月にタイは合計36%の税率とする方針が示され、8月1日を期限に政府間交渉が行われた。
タイ政府は36%から19%への引き下げに成功したと成果をアピールした。米国からの輸入拡大などを提案し、引き下げを求めていた。
最大輸出先の米国向けの輸出競争力を維持できる見通しが強まり、国内の経済界では新税率を前向きに捉える見方が広がっている。
一時はタイが中国メーカーによる迂回輸出の拠点とみなされ、懲罰的な高関税を課されると懸念する声も出ていた。
(2025年8月4日 6:02)