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憲法裁判所は7日、タクシン元首相派の新党タイ・ラックサー・チャート党(タイ国家維持党)に解党処分を下した。
8日付各紙によると、同党が24日の総選挙に向け、ウボンラット王女を首相候補として選挙管理委員会に届け出たことが問題とされた。憲法裁は、王室の政治的中立性を損ない、立憲君主制に敵対する行為であり、政党法に違反したと認定した。選管は首相候補として認めず、先月13日に解党処分を憲法裁に要請していた。解党により、同党の候補282人は出馬できなくなった。
また憲法裁は、解党とともに党役員に10年間の政治活動禁止を命じた。
同党はタクシン派の中核政党のタイ貢献党を補完するため、比例代表の議席獲得を狙って設立された。解党処分はタクシン派には打撃となり、タクシン派に敵対する親軍派には追い風となる。
ただ、どの政党も単独政権の樹立が困難な状況には変わりがなく、流動的な情勢が続いている。
タクシン派政党が解党処分を受けたのは3回目。憲法裁は2007年に愛国党に、08年に国民力党に解党を命じている。
(2019年3月8日 8:29)