| 経済 | 自動車・バイク | 電気・電子・IT | 金属・その他製造 | 農水・食品・医薬 | 流通・サービス |
| 金融・証券 | 運輸・インフラ | 建設・不動産 | 政治 | 社会・労働 |
選挙管理委員会は8日、下院総選挙(定数500)の比例代表(同150)の公式結果を発表した。前日に発表した小選挙区の結果と合わせ、ほぼ全議席が確定。親軍派の連立政権が誕生し、軍が影響力を温存する見通しが極めて濃厚となった。
9日付各紙によると、政党別の議席数は、タクシン元首相派のタイ貢献党が136議席でトップ。2位は親軍派の国民国家の力党で115議席。3位は軍政と敵対する新未来党で80議席。以下、民主党が52議席、タイ名誉党が51議席、タイ国家開発党が10議席、タイ自由党が10議席など。小政党に有利な選挙制度が導入され、過去最多の27党が議席を獲得した。
選挙違反で再選挙となった小選挙区の1議席と比例代表の1議席を除いた498議席が確定している。
軍政に対立し、連立で合意しているタイ貢献党など7党の議席数は計245議席。タクシン派のタイ国家維持党の解党処分などが響き、過半数には届かなかった。
一方、親軍派の国民国家の力党が躍進。軍政下で制定された新憲法により、軍政が任命する上院議員(定数250)も首相選出の投票に加わるため、同党を軸とする連立政権が来月に誕生し、プラユット暫定首相が続投する見通しとなっている。
(2019年5月9日 8:43)