いすゞ自動車は3月31日、新興国向けトラックの開発を統括する新会社をタイで設立し、4月1日に業務を開始すると発表した。商用車の開発をスピードアップし、競争力強化を目指す。
新会社は「いすゞ・グローバル・CVエンジニアリング・センター(IGCE)」。資本金は1億バーツ。シンガポールの完全子会社いすゞ・モーターズ・アジアが100%出資した。
サムロン工場がある中部サムットプラカーン県の泰国いすゞ自動車の所在地に本社を置き、5月にバンコク都内のオフィスビル「サイバー・ワールド・タワー」内に移転する。
東南アジアや中国など世界の部品メーカーやいすゞのグループ企業と協力し、新興国向けトラックや部品の開発に取り組む。
いすゞは「市場情報の集約から商品投入に至るまでの意思決定を迅速化し、新興国市場ニーズに合致する高いコストパフォーマンスを備えた商用車をよりスピーディーに開発する」としている。
いすゞは1963年にタイで生産を開始し、生産・輸出拠点としての機能を強化してきた。2011年にはピックアップトラックの開発機能を日本から泰国いすゞ自動車に移管。ピックアップトラックは開発、生産、輸出ともにタイを中核拠点としている。
(2014年4月1日 9:53)