| 経済 | 自動車・バイク | 電気・電子・IT | 金属・その他製造 | 農水・食品・医薬 | 流通・サービス |
| 金融・証券 | 運輸・インフラ | 建設・不動産 | 政治 | 社会・労働 |
ブリヂストンは10日、東部チョンブリ県に再生タイヤ用部材の工場を建設すると発表した。投資額は約52億円。日本や中国を含むアジア向けの初の生産拠点とする。今月の着工、来年11月の生産開始を予定している。
現地法人ブリヂストン・バンダグ・マニュファクチャリング(タイランド)がアマタナコン工業団地に建設する。敷地面積は4万3,600平方メートル。稼働時の従業員は約100人。すでに投資委員会(BOI)の事業認可を取得した。
使用済みタイヤの接地(トレッド)部分を交換して再生するリトレッドタイヤ用の部材を生産する。弾性や強度を確保する加硫加工を施した交換用のトレッドゴム「プレキュアトレッド」を生産する。2013年下半期の日産能力は30トンの予定。
新品タイヤに比べた主なメリットは、▽天然ゴムなど原材料の使用量を3分の1以下に削減できる▽タイヤ生産時の二酸化炭素(CO2)排出量を削減できる▽タイヤの寿命が延び、廃タイヤを削減できる──。
ブリヂストンは07年、米子会社を通じてリトレッドタイヤ大手の米バンダグ・エルエルシーの買収を完了。トラック・バス、航空機、建設・鉱山車両で使用されるリトレッドタイヤの生産・販売を拡大している。
欧米に続き、アジアでもトラック・バス用に普及し始めており、需要拡大に応えるため、アジア向け生産拠点の設置に踏み切った。同社は「新工場の設立により、アジア市場でリトレッド事業のさらなる展開を図っていく」としている。
国内では現在、タイヤを3工場で生産するほか、カーボンブラック、タイヤ用金型、自動車用ホース、テニスボールなども生産。昨年は英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルから自動車用品店を買収するなど、生産・販売j事業を拡大している。
(2009年7月12日 6:20)