
中国の商用車大手、北汽福田汽車はこのほど、タイ市場に本格的に参入すると発表した。トラックの需要増を見込み、タイ事業を統括する子会社を設立、生産販売体制の強化に取り組んでいる。
タイでは2011年に販売代理店を通じたトラック販売を開始し、一部の車種は生産を委託していた。タイを重要市場と位置付け、昨年7月に完全子会社のフォトン・オートモービル(タイランド)を設立。生産や販売、アフターサービスを統括する体制とした。
バンコク都内のスクンビット通りソイ77にあるショールームを改装して販売統括拠点とし、都内のバンチャン工業団地内には工場を設置している。販売業者は現在の15社から来年末までに60社に増やす方針。
ラインアップも強化し、「オーマーク」シリーズの小型トラックをこのほど発売した。さらに、年内に別の車種も投入する方針。
新会社のケン社長は「市場成長が続くタイと東南アジアの需要に応え、最も売れるブランドを目指したい。タイを重視する姿勢を明確にし、顧客の信頼感を高めるため、タイで車両を生産する」と述べた。
(2016年9月30日 7:49)