商工組合中央金庫は9月30日、タイに現地法人を設置している日本メーカー3社に対し、自動車関連のタイ事業の拡大に必要な資金を融資したと発表した。
東京電線工業(本社・東京都狛江市)には2億円を融資した。現地法人の東電工(タイランド)が自動車用ワイヤハーネス(組み電線)の受注増に対応するため、生産設備の増強に活用する。同社は東部チョンブリ県のアマタナコン工業団地内に工場を設置している。
また、鋳造用副資材メーカーの大木産業(本社・埼玉県川口市)に対し、地域金融機関と計5,000万円を融資した。現地法人の大木マテリアル・タイランドが自動車部品メーカーの石炭粉の需要を取り込むため、生産体制の強化に活用する。同社は中部アユタヤ県のサハ・ラタナナコン工業団地内に工場がある。
バイク・自動車整備用工具メーカーの興和精機(同・東京都台東区)にも、地域金融機関と計5,000万円を融資した。現地法人の興和精機(タイランド)が日系自動車メーカーに工具を販売しており、ラインアップやサービスの拡充などに活用する。
(2016年10月3日 6:58)