
いすゞ自動車は25日、タイで初めて開発した中型トラックを発表した。タイで生産し、東南アジアで販売する。
「Fシリーズ」と「Gシリーズ」の計6モデルあり、荷台部分のボディーを除いた価格は180万~340万バーツ。エンジンは排気量7790cc、9839ccの計4種類。タイで2014年に新興国向けトラックの開発拠点として設立した現地法人いすゞ・グローバル・CVエンジニアリング・センター(IGCE)が中心となり、新興国向けに燃費や耐久性、整備の容易さなどを重視して開発した。
東部チャチュンサオ県のゲートウエー・シティー工業団地内の工場で生産を開始しており、タイでは三菱商事との合弁会社トリペッチいすゞセールスが26日に発売する。インドネシアやフィリピン、ベトナムなどへの輸出も計画している。物流の活発化に伴い、トラックの需要増が見込まれる東南アジアで販売拡大を目指す。現在のところ、東南アジア以外への輸出は予定していない。
タイでは2000年から積載量2トン以上のトラック市場でシェアトップ。昨年の販売台数は約1万2,000台だった。
今年は1万3,000台の販売を目標としている。市場全体を2万7,000台前後と予想し、5割弱のシェア確保を見込む。
(2017年4月26日 6:21)