
独自動車大手ダイムラーの現地法人ダイムラー・コマーシャル・ビークルズ(タイランド)は8日、「FUSO」ブランドのトラックの販売強化に向け、東部チョンブリ県に工場を設置すると明らかにした。
独ダイムラーは東南アジアのトラック市場を有望とみて、子会社の三菱ふそうトラック・バスの同ブランドの販売を強化するため、現地法人がタイの生産販売を統括する体制に改めた。昨年4月まではシンガポールの自動車製造・販売会社タンチョン・インターナショナルが販売権を持ち、一時は生産も手掛けていた。
ダイムラー・コマーシャル・ビークルズ(タイランド)が同県のレムチャバン港付近に組み立て工場を設置し、年内に稼働を開始する予定。当初の年産能力は3,000台。運営は別会社に委託する。
販売網も拡充し、現在の25店から5年以内に60~70店に増やす方針。リースや保険、修理・メンテナンスなどのサービスも充実させる。
タイ製の車両で競争力を高め、来年は1,000台の販売を目指す。現在はインド製の車両を販売している。昨年の販売台数は766台だった。
同社によると、昨年の競合他社の国内販売台数は、いすゞ自動車が1万4,306台、日野自動車が1万2,713台、UDトラックスが800台、スウェーデンのスカニアが515台、同国のボルボが391台。
(2017年6月12日 6:28)