
自動車エンジン用点火プラグの大手メーカー、日本特殊陶業(本社・名古屋市瑞穂区)は26日、東部チョンブリ県で新工場を建設すると発表した。投資額は約120億円。自動車用センサーの生産体制を強化する。
現地法人のタイNGKスパークプラグがアマタナコン工業団地内にある既存工場の隣接地に新工場を建設する。4階建てで延べ床面積は約3万4,700平方メートル。11月に着工し、来年9月末の竣工を目指す。
新工場の稼働により、2023年までに酸素センサーの生産能力を約2倍に、温度センサーの生産能力を約2.5倍に引き上げる。さらに、酸素センサーに比べ、排ガス中の酸素濃度を精密に測定できる全領域空燃比センサーの生産も開始する。
欧州を中心とする世界的な排ガス・燃費規制の強化に伴い、自動車用センサーの需要が伸びているため生産体制を強化する。
タイNGKスパークプラグは2010年に生産を開始し、日本特殊陶業の東南アジア唯一のセンサー生産拠点となっている。タイには点火プラグなどを生産する別の現地法人2社もあり、ともに同工業団地に入居している。
(2017年6月27日 6:47)