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米フォード・モーターは8日、タイで工場の増強に9億ドルを投資すると発表した。ピックアップトラックの新型「レンジャー」などの投入に合わせ生産体制を強化する。
子会社のフォード・タイランド・マニュファクチャリング(FTM)と、マツダとの合弁会社オート・アライアンス・タイランド(AAT)がそれぞれ運営する東部ラヨン県の工場を増強する。
新技術・機械の導入と自動化を進め、生産・輸出拠点としての機能を強化する。両社の工場でロボットをほぼ倍増し、車体生産・塗装工程ではロボット356台を追加する。車体生産の自動化率は34%からFTMで80%、AATで69%まで高まる見込み。FTMの工場では同じ生産ラインで複数のモデルに対応できるようにする。
また、FTMの工場で従業員を1,250人増員し、2交代制とする。これでフォードのタイの従業員は9,000人以上となる。
全面改良した「レンジャー」と派生車のスポーツ用多目的車(SUV)「エベレスト」の生産に生かす。「レンジャー」はFTMとAATの工場で生産し、来年半ばに投入する。
(2021年12月9日 9:30)