
電気自動車(EV)販売のライゼン・エナジーは16日、新バンコク国際空港(スワンナプーム空港)のタクシー向けに中国の自動車メーカー、BYDオート(比亜迪汽車)のEV「e6」を納入すると発表した。
タクシー会社のEVソサエティーに101台を納入する。同空港で来月9日から順次導入される。国内の公共交通機関にEVが採用されるのは初めて。EVの普及促進を目指す運輸省の幹部も出席し、記念式典が開催された。
同省陸運局が導入したスマートフォンを通じた高級タクシーの配車サービス「タクシーVIP」の車両として稼働する。同サービスの運賃は初乗りの2キロまでが150バーツ、2キロ超が1キロ当たり16バーツ。
空港運営の国営エアポーツ・オブ・タイランド(AOT)も、専用駐車場や充電スタンドの設置で協力する予定。同空港のクリーンなイメージをPRできると期待している。また、充電スタンドを手掛けるエナジー・マハナコンなど民間企業も、空港外の充電スタンドの無料提供で協力する。
ライゼン・エナジーは昨年、電動スクーター輸入販売のチャーリッチ・ホールディングと、家電販売のAJアドバンス・テクノロジーが設立した。将来のEVやバッテリーの現地生産も視野に入れている。
(2018年8月17日 6:18)