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素材最大手サイアム・セメントは26日、トヨタグループと電気自動車(EV)の使用済みバッテリーをバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)に利用する実証事業を開始した。
トヨタ自動車とサイアム・セメントの合弁会社でエンジン生産のサイアム・トヨタ・マニュファクチャリングの東部チョンブリ県の工場で実施する。EVの使用済みバッテリーを利用した蓄電能力0.63メガワット時(MWh)のBESSを設置し、工場に導入されている太陽光発電システムと接続。電力を貯蔵し、需給状況に応じた安定的な供給に役立てる。将来は住宅の太陽光発電システムと接続することも視野に入れている。
トヨタ自動車がバッテリーを調達し、事業を統括する。サイアム・セメントがBESSを運営し、豊田通商がエネルギーの管理を担当する。また、関電工の現地法人や東京電力ホールディングスなども協力する。
実証事業の期間は2~5年の見込み。データを収集・分析し、アジアで普及させる可能性を評価する。トヨタ自動車が日本で2023年5月に開始した同様の実証事業をモデルとしている。
(2025年3月27日 4:31)