洪水で浸水被害を受けた中部パトゥムタニ県のバンカディ工業団地の運営会社は23日、入居する工場の6割以上が操業を再開したと明らかにした。防水堤防の1期工事を8月末に完了させる計画も説明した。
入居する36工場のうち、61%に当たる22工場が操業を再開し、うち5工場が全面再開した。このほか、6月までに5工場、9月までに2工場、12月までに1工場が再開する予定。残る6工場のうち、3工場は予定が決まっておらず、2工場は閉鎖、1工場は移転した。
また、再発防止策として防水堤防の建設工事などを進めていると説明した。事業費は5億8,018万バーツ。堤防は総延長9.49キロ。1期工事を8月31日、2期工事を来年2月13日に完了させる予定。
同工場団地には34社が入居し、東芝グループなど日系企業が28社を占めている。運営会社のバンカディ工業団地には東芝が出資しており、会長を務める東芝タイのコプカン会長が計画などを説明した。
24日付各紙によると、同会長は、東芝がタイで来年に高級家電製品の部品工場を建設する方針も明らかにした。投資額は10億バーツを超える見込み。リスク分散を図るため、同工業団地以外に設置するという。
(2012年3月26日 6:27)