プラユット暫定首相は28日、「バンコク展望塔」の国有地での建設計画について、特定企業に利益を与えることはなく、観光業を振興し、タイと王室の歴史を紹介する施設になると強調した。
29日付各紙によると、財務省が入札を行わず、早期に建設工事を発注することが27日に閣議決定されたことを受け、隣接地で建設中の大型複合施設「アイコンサイアム」への利益誘導との批判が出ていた。これに対し、暫定首相は「ビジネスとは無関係」と否定した。
高さ459メートルの展望塔が都内のチャオプラヤー川西岸に建設される計画。事業費は約46億バーツ。
「アイコンサイアム」は大手財閥ジャルーン・ポーカパン(CP)グループの傘下企業などが開発中。展望塔の事業主体となる「バンコク展望塔財団」に設立時から参加しており、同財団が事業費を一部負担する。
(2017年6月30日 6:33)