
不動産開発のペース・ディベロップメントは10日、バンコク都心で開発した国内最高層ビル「マハナコン」の一部を免税店運営のキングパワー・グループに約140億バーツで売却した。
「マハナコン」は高架鉄道BTSスカイトレインのチョンノンシー駅前で部分開業しており、高さ314メートル、77階建て。このうち最上階で開業予定の展望台と、下層階で開業予定のホテル「バンコク・エディション」(154室)、営業中の小売り施設「キューブ」、敷地の一部などが売却対象。キングパワー・グループの子会社キングパワー・マハナコンに売却した。
また、売却額のうち約100億バーツを使い、傘下企業2社の株式を米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントと米金融大手ゴールドマン・サックスから買い戻した。傘下の2社は「マハナコン」を担当しており、株の買い戻しで借りていた開発資金を返済する形となった。
ペースは大型開発で債務が膨らみ、資金繰りを改善するため、資産の売却を進めている。当初は全面開業後に「マハナコン」を不動産投資信託(REIT)に売却する計画だった。
(2018年4月11日 6:33)