盤谷日本人商工会議所(JCC)が24日発表した日系企業の調査によると、反政府デモで業績に悪影響が出ている企業は60%に上った。政情不安の長期化に伴い、影響が拡大していることが明らかになった。
表示 JCC会員企業を対象に9~22日に調査し、製造業・非製造業の474社が回答した。反政府デモの影響について、売り上げなどの業績に「かなり悪影響があった」とする企業は17%、「やや悪影響があった」は43%。2月4日の前回調査に比べ、いずれも8ポイント上昇した。「影響なし」とする企業は38%となり、16ポイント低下した。
各社の業況にとって最大の懸念事項は、「反政府デモの長期化」が40%で最も多く、回答率は2ポイント上昇した。
反政府デモが収束する時期の予想は、「6カ月以上かかる」が53%と圧倒的に多く、前回より36ポイント上昇した。一方、「6カ月以内に収束する」は34%に6ポイント低下、「3カ月以内に収束する」は13%に27ポイント低下した。
今年の国内景気については、「昨年より悪くなる」が59%に8ポイント上昇。「昨年と同レベル」は34%に9ポイント低下した。国内景気を左右する最大の要因としては、「政情」が55%に3ポイント上昇し、「国内の購買力」も32%に12ポイント上昇。「海外経済の動向」は9%に14ポイント低下した。
また、反政府デモが日本からタイへの投資の増減に与える影響について、「変わらない」が55%、「減る」が43%と見方が大きく割れた。前回調査に比べ、それぞれ7ポイント、1ポイント上昇した。
(2014年4月28日 9:52)