商務省が4日発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI、計450品目、速報値)上昇率は前年同月比マイナス0.9%だった。マイナスは12カ月連続。下げ幅は0.1ポイント縮小した。
表示 原油安の影響などで引き続き低水準となった。部門別の上昇率は、食品・飲料が0.8%、非食品がマイナス1.8%。食品・飲料のうち、食肉・魚は0.5%、卵・乳製品はマイナス0.3%、果物・野菜は3.2%だった。
非食品では、住宅がマイナス0.3%、電力・燃料・水がマイナス4.5%、通信が横ばい、たばこ・アルコール飲料が1.8%だった。
振れ幅の大きい生鮮食品とエネルギーを除いたコア物価指数の上昇率は0.7%となり、前月比で0.2ポイント低下した。生鮮食品は1.0%に1.9ポイント上昇、エネルギーはマイナス13.4%に1.5ポイント上昇した。
▼昨年はマイナス0.9%
昨年のCPI上昇率はマイナス0.9%だった。原油安が影響し、6年ぶりのマイナスとなった。
部門別の上昇率は、食品・飲料が1.1%、非食品がマイナス2.0%。コア物価指数の上昇率は1.1%、生鮮食品は0.7%、エネルギーはマイナス14.5%だった。
同省は今年のCPI上昇率を1~2%と予測した。今後の景気回復とバーツ安に伴い物価が上昇すると予想する一方、引き続き原油価格の動向に大きく左右されると指摘した。
(2016年1月5日 7:20)