世界銀行は6日発表した世界経済見通しで、今年のタイの国内総生産(GDP)伸び率予測を2.0%とし、昨年10月の予測を据え置いた。
暫定政府の景気対策の効果や輸出回復などを見込み、タイ国内では政府機関などが今年のGDP伸び率を3%以上と予測しているが、世銀は慎重な見方を維持した。
世銀は昨年のGDP伸び率の予測も2.5%で据え置き、今年は伸び率が低下すると予測。「(軍政下の)政策の不確実性が民間投資に影響を与える。高水準の家計債務が民間消費を鈍化させる可能性や、輸出の不調が続く可能性もある」と指摘した。
今年のGDP伸び率は、財務省が3.8%、国家経済社会開発委員会(NESDB)が3.0~4.0%、タイ中央銀行が3.5%と予測している。
(2016年1月8日 7:30)