タイ中央銀行が4月29日発表した経済指標(速報値)によると、3月は工業生産や民間投資に回復が見られたが、民間消費は減速した。輸出も減少し、景気回復のペースは鈍化したと中銀は分析した。
表示 工業生産指数(MPI)の伸び率は昨年同月比で1.8%。自動車や家電、化学品などの生産が増加し、前月のマイナス1.7%からプラスに転換した。設備稼働率は65.1%に前月比で0.5ポイント上昇した。民間投資指数(PII)の伸び率は昨年同月比で1.6%となり、前月より0.5ポイント上昇した。
一方、民間消費指数(PCI)の伸び率は2.1%にとどまり、前月より0.5ポイント低下した。
輸出額は昨年同月比1.0%減となり、2カ月ぶりにマイナス。輸入額も同9.1%減となり、貿易収支は26カ月連続で黒字。外国人旅行者数は15.4%増の294万9,000人と好調が続き、経常収支は18カ月連続で黒字だった。
(2016年5月3日 6:58)