タイ中央銀行が6月30日発表した経済指標(速報値)によると、5月は民間消費が拡大し、工業生産や民間投資も改善した。輸出は引き続きマイナスだったが、景気回復が進んだと中銀は分析した。
表示 民間消費指数(PCI)の伸び率は昨年同月比で5.3%。農産物価格の上昇や干ばつ被害の縮小による農家の所得改善がプラス要因となり、伸び率が前月より1.1ポイント上昇した。
工業生産指数(MPI)の伸び率は2.6%。昨年同月が低水準だったこともあり、前月より1.7ポイント上昇した。自動車や家電、ゴム・プラスチック製品などの生産が増加した。
民間投資指数(PII)の伸び率も1.5%に0.7ポイント上昇した。
輸出額は3.7%減となり、3カ月連続でマイナス。輸入額も0.2%減にとどまり、貿易収支は28カ月連続で黒字。外国人旅行者数は7.6%増の247万7,000人と好調が続き、経常収支は20カ月連続で黒字だった。
(2016年7月1日 7:53)