国際協力銀行(JBIC)が12日発表した日本の製造業の海外事業調査によると、中期的(今後3年程度)にタイで事業を「強化・拡大する」と回答した企業の比率は57.9%に低下した。
海外法人を3社以上持つ企業を7~9月に調査し、637社が回答した。タイの事業については394社が回答し、「強化・拡大する」との回答率は昨年調査の61.8%から3.9ポイント低下した。
中期的に有望な事業展開先(複数回答可)は、インド(回答率47.6%)、中国(同42.0%)、インドネシア(35.8%)、ベトナム(32.7%)、タイ(29.4%)がトップ5。タイはベトナムに抜かれ、1ランク後退した。
タイを有望とする理由(複数回答可)のトップは、「現地市場の今後の成長性」で回答率56.5%。一方、タイの課題としては、「労働コストの上昇」が46.3%でトップだった。
(2016年12月13日 6:50)