タイ中央銀行が1月31日発表した経済指標(速報値)によると、昨年12月は民間消費や輸出が伸び、外国人旅行者数もプラスに回復した。民間投資や工業生産は低水準にとどまったが、景気回復が着実に進んだと中銀は分析した。
表示 民間消費指数(PCI)の伸び率は前年同月比で2.7%となり、前月の2.5%から上昇。消費マインドが回復傾向にあり、年末限定の減税措置の効果もあった。
民間投資指数(PII)の伸び率はマイナス0.1%となり、前月のマイナス1.3%から落ち込みが縮小した。一方、工業生産指数(MPI)の伸び率は0.5%にとどまり、前月の3.9%から低下。設備稼働率も63.3%に前月比で3.4ポイント低下した。
輸出額は前年同月比5.6%増となり、2カ月連続のプラス。輸入額は同10.5%減少し、貿易収支は35カ月連続で黒字。外国人旅行者数は1.1%増の305万8,000人となり、2カ月ぶりにプラスに回復した。経常収支は27カ月連続で黒字だった。
(2017年2月1日 6:48)