タイ中央銀行が6月30日発表した経済指標(速報値)によると、5月は民間消費が拡大し、工業生産がプラスに回復した。輸出や観光業も好調が続き、景気回復が進んだと中銀は分析した。
表示 民間消費指数(PCI)の伸び率は昨年同月比で2.4%。農家の所得向上や観光客の増加などで消費が伸び、前月の1.9%から上昇した。
工業生産指数(MPI)の伸び率は1.4%となり、前月のマイナス1.8%からプラスに回復。食品・飲料や自動車、ゴム・プラスチック製品、石油製品、繊維・衣料などの生産が増加した。設備稼働率も62.1%に前月比で8.4ポイント上昇した。一方、民間投資指数(PII)の伸び率は昨年同月比でマイナス0.5%にとどまり、前月のマイナス0.4%から低下した。
輸出額は10.6%増加し、7カ月連続のプラス。輸入額も18.2%増加したが、貿易収支は40カ月連続で黒字となった。外国人旅行者数は4.6%増の259万1,000人。経常収支は32カ月連続で黒字だった。
(2017年7月3日 6:46)